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軽井沢の巡り方

JR軽井沢駅の駅前やホテルで自転車を借りて、サイクリングで軽井沢を巡るルートをご紹介します。
軽井沢の主な観光スポットは、軽井沢駅周辺、旧軽井沢、星野エリア、塩沢エリアの4カ所です。1日ですべてを回るのはきついですが、2−3日の滞在期間中に、1−2カ所巡れば、少しずつ違う軽井沢を体験することができます。 ▶️English page

Map: Karuizawa: jp

軽井沢までのアクセス
新幹線:JR北陸新幹線で東京から1時間10分
高速バス:西武バスで池袋東口から3時間
       京急バスで横浜駅、羽田空港、品川プリンスホテルから4時間

貸し自転車情報
軽井沢駅周辺:サイクルメイトQ市村輪店、軽井沢プリンスホテル(ホテルイーストロビー横)
レンタサイクルのあるホテル:ホテルマロウド、サイプレス軽井沢、星のや軽井沢など



リンクをクリックすると、観光スポットのHPを見ることができます。

1 軽井沢駅周辺

雲場池
朝晩の冷え込みがあるものの、9月下旬の軽井沢は、まだ20度前後の快適な気候が続きます。私はJR軽井沢駅近辺で自転車を借り、東雲の交差点までまっすぐ北に進みました。それから左折して、林の中の小道を爽快に走りました。風を切ってペダルをこげば、何ともいえない開放感。駅前から6本の道が交差する六本辻まで約10分、雲場池はそこからすぐでした。



細長い池の周りには遊歩道が整備されていて、1周20分ほどの散歩コースとなっています。車で行く方は、近くの有料駐車場を利用します。秋分の日、モミジはわずかに色づいて、早くも秋の気配が漂っていました。青い空と白い雲が映る池の上を、カルガモが餌を探しながら滑るように泳いでいました。風に揺れる木々の枝からやわらかい日差しがこぼれて、穏やかな秋の一日を満喫しました。

2 旧軽井沢

万平ホテル
日本を代表するクラッシックホテルの一つ、軽井沢の万平ホテル。1976(昭和51)年から4年間、ビートルズ解散後のジョン・レノンは、家族とともに毎夏、このホテルのアルプス館128号室に滞在しました。資料室には、当時ジョンが弾いていたピアノが展示されています。



実はこのホテル、避暑地を訪れる外国人のために、軽井沢で最初に、本格的な西洋的サービスを始めたホテルです。1886(明治19)年、たまたま軽井沢を訪れた英国人宣教師、A.C.ショーは、休業中だった万平ホテルの前身、亀屋に頼み込んで、一夏の休養をとりました。亀屋の主、佐藤万平はこれを好機ととらえ、外国人の生活習慣を学んで、1894(明治27)年にホテルをオープンさせました。万平ホテルの資料室には、ホテルの歴史を語る品々が展示されています。

ショー記念礼拝堂
軽井沢は、浅間山の麓に位置する避暑地の代名詞です。しかし130年前には、誰も軽井沢がこれほどに美しい場所だとは思いませんでした。
1885(明治18)年、軽井沢を通りかかった英国聖公会の宣教師は、その美しさと環境の良さに感動して、『屋根のない病院』と讃えました。翌年には別荘を手に入れて、家族とともに東京から避暑に訪れます。エアコンのない時代、蒸し暑い東京の夏は、外国人にとって、まったく堪え難いものだったのでしょう。さわやかな高原の風が吹き抜ける軽井沢で、彼らはシンプルで機能的な別荘生活を始めます。この別荘について特筆すべきは、敷地に囲いがないことでした。ショー師は、近隣に住む人々が、いつでも気軽に訪問できるようにしたのです。ショー記念礼拝堂とショーハウス記念館で見ることのできる、シンプルで機能的で気軽な別荘スタイルは、以後、軽井沢スタイルとして定着していきました。



ショーハウス記念館は、アレクサンダー・クロフト・ショー(1846-1902)の別荘を移築したものです。つまりこれが、軽井沢の別荘第一号です。軽井沢の冷涼な気候を気に入ったショー師は、1886(明治19)年以降、東京から家族とともにやってきて、夏の休暇を過ごすようになります。
ショー師は周囲の人々に、軽井沢の美しさや夏の過ごしやすさを繰り返し語りました。初めは、主に東京に暮らす外国人たちが、軽井沢を避暑地として選ぶようになります。続いて、海外経験のある華族や政財界の人々も、軽井沢に別荘を建てるようになりました。そして大正から昭和初期には、避暑地・軽井沢のステータスができあがっていったのです。

聖パウロカトリック教会
旧軽井沢銀座メインストリートから、ショッピングアーケードのチャーチストリートを抜ければ、聖パウロカトリック教会です。穏やかな秋晴れの日、ここで結婚式を挙げるカップルがいました。ドレスの裾に舞い降りたひとひらの紅葉。赤や橙に染まる木々の中を、白いウェディングドレスがゆっくりと進んでいきました。



軽井沢の聖パウロカトリック教会は、軽井沢在住のフランス人を中心とするカトリック信者の努力で、1935(昭和10)年に設立された教会です。協力者の中には、チェコ系アメリカ人建築家のアントニン・レーモンドと、妻でフランス出身の工芸デザイナーのノエミがいました。レーモンド夫妻は敬虔なカトリック信者で、この教会の設計と内装のほとんどを手がけたほか、報酬を求めず、奉仕をもって尽くしたそうです。

旧三笠ホテル



浅間山の麓にたたずむ瀟洒な洋館、旧三笠ホテルは、かつて「軽井沢の鹿鳴館」と呼ばれた社交場でした。1886(明治19)年に、カナダ生まれの英国聖公会の宣教師、A.C.ショーが「屋根のない病院」と呼んで感動し、一夏の休養をここで過ごして以来、軽井沢は欧米人に人気の避暑地となりました。その後、海外経験のある財界人や、皇族、貴族が次々に軽井沢を訪れるようになり、1906(明治39)年に開業した豪華なホテルが三笠ホテルでした。客室はわずか30室、定員40名で、プール、水洗トイレ、電気で灯る美しいシャンデリアなど、当時の日本では考えられないほどの贅を尽くしたホテルだったようです。軽井沢駅からは、なんと黒塗りの馬車が宿泊客を送迎していました。

3 星野エリア

星のや
極上の森のリゾートとして知られる軽井沢・星のや。77の客室は、まるでひとつの村落のように、山間のせせらぎに沿って肩を寄せ合うように並んでいます。宿泊者は、エントランスで自家用車を降りて受付をすませ、やわらかな音楽のながれるレセプションでウェルカムドリンクをいただきます。それから、専用の小型車に乗り、山間の小道を通って客室へと案内されます。こうして、日常から「非日常」へと、宿泊者はいくつかの結界を越えて星のやの世界へトリップしていきます。初日はまだ訪問客の気分ですが、2日目の朝を迎える頃には住人となり、3日目には長年集落に暮らす村人のようになっていきます。



テレビも新聞もない部屋で、空に浮かぶ雲を見上げて過ごすゆったりと過ごす朝。スパでリラックスしたり、ライブラリーの大きなソファでくつろぎながら本を読んだりする午後。そして、季節ごとの催しや、野鳥の森の自然観察ツアーに参加する活動的な一日。
私は、朝の散歩の後、自転車を借りて村落の外の世界を探索し、午後の早い時間に帰って、スパやライブラリーでくつろぎました。なお、星のやの宿泊費に食事は含まれていませんが、付近には様々なレストランがあります。



軽井沢高原教会
軽井沢高原教会は、しなの鉄道「中軽井沢」駅から国道146号線を北へ、車で5分ほど走ったところにあります。木立の中に佇むこの教会は、軽井沢を代表する観光スポットのひとつです。しかしかつて、この場所にあったのは教会ではありませんでした。1921(大正10)年に、キリスト教思想家の内村鑑三により命名された「星野遊学堂」がこの教会の前身で、初めは小さな講堂でした。「遊んで楽しむ。心から楽しいと思えば、そこから何かを学び取ることができる」という思想のもと、北原白秋や島崎藤村など、多くの文化人が集い、芸術論などを熱く語り合いました。戦後は軽井沢高原教会と名前を変えて、キリスト教信者の礼拝の場であるとともに、コンサートや結婚式など、より多くの人々に開かれた教会となりました。近くには星野温泉や野鳥の森など、自然に親しむ様々なアクティビティがあります。



祝祭日は、たくさんのカップルがここで結婚式を挙げます。私が教会を訪れた日、高原の美しい緑の中で、ウェディングドレスに身を包んだ新婦に、牧師さんが式前の言葉をかけていました。教会の扉の向こうでは、二人の門出を祝福する家族や友人たちが、花嫁の登場をじっと待っていました。

石の教会
明治・大正期のキリスト教指導者、内村鑑三の功績を記念して建築された「石の教会」は、軽井沢の星野エリアにあります。この教会の建物は、まるで太古の昔からそこにあったかのように、すっかり周囲の森にとけ込んでいますが、実はまだ築20年余の建物です。アメリカの建築家、ケンドリック・ケロッグ(1934-)が設計し、1988(昭和63年)に完成したものです。



ケロッグは、この場所の空気や水の流れ、山の斜面など、周囲の環境を壊さずに建物を作り上げたと言います。1990年頃に初めてこの教会を見学したとき、私はその斬新なデザインに強い衝撃を受けました。石とガラスのアーチが幾重にも重なり合う外観は、近未来的でありながら、原始の生物をも思わせる不思議な造型です。ケロッグによれば、石が男性を、ガラスが女性を象徴しているとのことです。地上部分は礼拝堂で、信教によらず、結婚式をあげることができます。地下部分には内村鑑三筆の英字の書や、写真などが展示されています。

ホテルブレストンコート 
軽井沢の星野エリアは、温泉、ホテル、教会、レストランなどが集まる高原リゾート。その星野エリアの中心施設がホテル・ブレストンコートです。近くの「高原教会」や「石の教会」で結婚式を挙げたカップルがウェディングパーティーを開き、家族や友人たちと楽しいひとときを過ごす、そんな場所がこのホテルです。最近、新緑から初夏のさわやかな季節だけでなく、秋や冬にも軽井沢で過ごす人々が増えています。紅葉や浅間山の麓に湧く温泉、雪景色やクリスマスイルミネーションが人気の理由です。



ラウンジカフェでは、挙式に参列する人々がくつろいでいました。オープンテラスには座り心地のよいソファが並び、鮮やかな秋の彩りを眺めることができます。香りのよいコーヒーを飲みながら、私は秋の日の昼下がりをのんびりと過ごしました。澄み渡る風に、色づいた葉がかさかさと音を立てていました。

セゾン現代美術館
9月下旬の軽井沢は、夏の暑さと喧噪が去り、穏やかで静かな時間を迎えていました。1981(昭和56)年に、緑の中の美術館というコンセプトで建てられたセゾン現代美術館は、森の中に沈む森の美術館というイメージがぴったりです。中軽井沢の木立の中を北に向かって走り、ようやく見えてきた美術館の門をくぐると、再び森の中に入ります。庭園では、敷地の中を流れる小川のせせらぎと、風にそよぐ枝葉のこすれる音が、心地よく耳に響きます。朝の気温はすでに10度を下回り、軽井沢では紅葉が始まっていましたが、日中は22度前後まで上がる穏やかな陽気でした。ミュージアムカフェのオープンテラスでカフェラテを飲み、緑の中で至福のひとときを過ごしました。


 
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